幼稚園の入園準備で忘れがち!ギリギリで慌てない必要なものリスト
幼稚園の入園準備は進んでいますか?毎日の子育てや仕事・家事をこなしながら、更には入園手続きや書類の準備もなかなか時間がかかるし大変ですよね。今回は、しっかり準備を進めていても意外と用意を忘れがちなものや、入園後に必要なものをご紹介します。入園までギリギリの時期にもう間に合わない!と慌てないためにも、しっかりとチェックしていきましょう。
幼稚園の入園準備はいつから始める?
まずは、幼稚園の入園準備っていつから始めるのが最適なのか、確認していきましょう。
通う幼稚園が決まってから始めるのがベスト
細かい日程は幼稚園によって多少ばらつきがありますが、毎年11月上旬頃に幼稚園に願書を提出した後、数日を待って合格発表があります。早めに入園準備を始めたいという方も多いと思いますが、できれば、合格発表を待って、通う幼稚園が決定した後、入園説明会でもらえる冊子を参考に準備を始めていきましょう。その理由は以下の通り。
幼稚園が決まってから準備を始めるのはこんな理由!
- 幼稚園によって必要なものや規定に違いがあるから
- 指定品の購入が必要になることがあるから
幼稚園によっては、必要な物品が違ったり、サイズや素材などに細かい規定がある場合も。せっかく用意していたのに使われる機会がなくなることの無いように、注意しておきましょう。
また、上の子が使っていたものをお下がりにすれば良いかな…?と思っても、幼稚園が指定するものでなければダメなんてケースも。これも幼稚園によって差がありますが、体操服やカラー帽子などの身に付けるものやお道具箱などは指定品のケースが多いようです。
準備期間はだいたい2~3ヶ月
合格発表の後、年が明けて1月以降、入園児を対象にして説明会が順次開かれます。この際に、入園までに用意するものや年間のイベントスケジュールなどが発表されますので、この時点から準備を始めると失敗が少ないでしょう。
ただ、そうすると入園までは2~3ヶ月程度の期間しかありません。この間で全てを用意するものは難しい場合は、次で紹介するリストを参考に、できるところから入園準備をスタートしても良いでしょう。
基本的な入園準備品リスト
ここでは、基本的な入園準備品をリスト形式でご紹介します。繰り返しになりますが、幼稚園によっては規定によって使えないものや、幼稚園が提供してくれるものも含まれている場合がありますので、あくまで参考の1つとしてください。
幼稚園指定の用品
幼稚園の指定がある場合が多い用品をご紹介します。
- 制服・制帽
- 園賞・名札
- 体操服・体操靴
- スモッグ
- 通園カバン
- 上履き
制服や体操服など、子どもが身につける用品は、園の指定品であることがほとんどです。特に制服は卒園まで買い換えずに済むように、今より少し大きめのサイズを購入すると良いでしょう。
自分で用意する通園用品
入園までに準備が必要なことの多い通園用品をご紹介します。
- 肌着や下着類(シャツ・パンツ・靴下)などの着替え一式
- 着替え袋
- レインコート
- 傘
- 長靴
- コート
- 体操服袋
- 手提げ袋
自分で用意する生活用品
幼稚園で生活する上で毎日使う用品をご紹介します。
- コップ
- コップ袋
- タオル(吊るすためのループが付いた、ハンドタオルサイズ大のもの)
- お弁当箱
- お弁当袋
- ナフキン / ランチョンマット
- 水筒
- 歯ブラシ
- ハンカチ
- ティッシュ
コップやお弁当箱などは、子どもが好きなキャラクターものが人気です。毎日使うものですから、できれば子どもと一緒に選んでみて、使い慣れないものであれば少しご自宅で練習をしてみるのも良いかもしれませんね。
自分で用意する創作活動用品
幼稚園で行うお絵かきやお遊戯、演奏などで必要な用品をご紹介します。幼稚園の指定や推薦品があったり、一括購入できる場合もあります。
- はさみ
- のり
- 色鉛筆
- クレパス(12色や16色のものが一般的)
- 楽器類(ハーモニカ、カスタネットなど)
手作りが必要な場合も多い通園用品は?
ご紹介した用品だけでも、結構な数があるもので、なかなか戸惑う方も多いかと思います。ただ、それ以上に準備を大変にするものは「通園グッズは手作りが必要なケースがあるから」。
手作りが必要な場合が多い用品
- 手提げ袋
- 上履き袋
- 体操着袋
- 着替え袋
- お弁当袋
- コップ袋
- ナフキン
手作りであれば何でも良いわけではなくサイズや形状、柄などを統一するなど細かい指定が付いている場合もありますので特に注意が必要です。手芸に慣れている方やミシンをお持ちの方であれば、難なくこなせるかもしれませんが、どうしても準備に時間がかかってしまうものですよね。
もし、手作りに不慣れな場合は入園説明会で幼稚園に質問をしたり、その幼稚園に通っている先輩ママさんから情報収集をするなど、早め早めの対策を取ってみると良いでしょう。
最近は、インターネット通販や手芸屋さんでも、時期になると通園グッズの手作りセットが販売されていることも多くなりました。事前に手作りが必要な用品が分かっていれば、必要な用品が含まれているセットを早めに購入してじっくりと準備すすめられそうですね。
意外と忘れがちなもの・ことリスト
とにかく数が多い!大変な名前書き!
基本的に、幼稚園に持ち込む用品のほとんどには「名前」を書かなければいけません。特に細々としたものが多い道具箱の中身…。クレパスや色鉛筆も一本一本名前を書かなければならず、想像以上の手間と時間がかかるものです。
入園ギリギリになってお母さん、お父さん総出で名前を書いたなんて話もちらほら…。
ついつい大変なイメージが先行して、後回しにしてしまいがちな名前書き。どうしたらもっと手軽にできるのでしょうか。
名前スタンプを用意する
最近は、普通のスタンプのように名前が押せる「名前スタンプ」が人気になっています。通常のスタンプは水に濡れたり、こすったり、洗濯をするとすぐ落ちてしまうものですが、耐水性に優れ、名前書きに適した専用のスタンプが各メーカーより販売されています。
こうした商品を使えば、名前シールに名前を手書きしてから貼ったり、アイロンで焼き付ける作業から開放されて、ポンポン押すだけで名前書きが完了できちゃいます。
直接書いてしまう手もアリ!
アイロンで焼き付けることで、しっかり密着させるタイプのお名前シール。一度貼ってしまえば取れないもの…と思いきや「アイロンの熱が足りなくてしっかり貼れていなかった場合」「毛足が長くて接着に不向きな素材に貼った場合」「子どもがシールの角をいじって剥がしてしまう場合」など、意外な理由によりもう一度用意が必要なケースもあります。
そんなときは剥がれることを前提に「始めから直接マーカーで書いてしまう」手も。
例えば子ども用のハンカチやお手拭きタオルなどの布製品などは、卒園まで使うとヨレヨレになってお下がりにも不向き。
始めから使い切る気持ちで直接書いてしまうなど、お名前シールやお名前スタンプと使い分けながら、手間をなるべく省いたやり方を作ってしまうのも良いでしょう。
ママ・パパ用グッズもお忘れなく!
イベント事や送り迎えなどで、何かと幼稚園に出向く機会もあります。そんな時に困らないように、事前に自分たちが使うグッズについてもしっかり準備を進めておきましょう。
ママ・パパの通園用品
- 通園に適した服
- レインコート
- 通園用の靴
- 日傘・帽子などの日焼け対策アイテム
- 大きめのビニール袋
幼稚園の方針によってまちまちですが、洋服や靴はある程度汚れてもよく、脱ぎ着しやすいものを選ぶと良いでしょう。
天気が崩れそうな場合はあらかじめレインコートを着ていくなどの対策を取っておくと、便利です。
子供が汚してしまった服やグッズを持ち帰る場合もあるので、汚れても良い袋やビニール袋などをお母さん、お父さんの通園バッグに常備しておくのもおすすめです。
ママ・パパのイベント用品
- スリッパ
- ファイル入れ
- バザー用品
スリッパは幼稚園に来客用のものが用意されていることもありますが、数に限りもあるため、専用のものを用意しておいても良いでしょう。
また、幼稚園ではプリントでの連絡も多いので、雨に濡れずまとめて持ち帰りができるように、ファイル入れがあると便利です。
他にも、バザーが開催された時に備えて、あらかじめ出品に適したアイテムを取っておくことも大切です。
意外と多い準備用品!
かわいい我が子にとっての初めての学校生活、できれば良いものを、可愛いものを…と準備品をじっくりと吟味しがちなもの。
もちろん、時間に余裕があれば手作り品を用意してあげたり、お子さまと一緒に選んだりできるのがベストですが、意外と細々とした準備用品がありますので、まずは計画的に準備をはじめて、ぎりぎりになって慌てることのないように進めていきましょう。