約650年前に開山されたもみじの里としても親しまれ、愛知川峡谷を見下ろす静かな山中に佇むお寺です。石段の参道一帯にはモミジやカエデが咲きほこり、紅葉の時期の11月頃になると参道や山門前、境内と一帯が赤く燃えるように色づき、紅葉狩りのスポットして人気を博しています。

滋賀県湖東地方の西明寺、金剛輪寺、百済寺の総称「湖東三山」の1つで、重厚な石垣に覆われ、最後の山城とも呼ばれる趣を今に残すお寺です。鈴鹿山脈を借景とし、大きな池と変化に富む巨岩を配した庭園として名高い「喜見院の庭園」は、紅葉の時期になると湖面に映る紅葉も合わせて見事な景観を作り出します。