丹波亀岡から京都の名勝嵐山まで約 16 ㎞の渓流を約 2 時間で下る船旅が楽しめます。3人の船頭が「竿さし」「櫂ひき」「舵取り」と役割を分担し、息を合わせながら進む船内では、道中に見える巨岩や奇岩を楽しんだり、秋には紅葉を愛でることもできます。また、「小鮎の滝」と呼ばれる高低差2mの滝や「二股の瀬」「朝日の瀬」と呼ばれる激流ポイントなどを下るなど、豊かに表情を変える川の流れを存分に楽しむことができるでしょう。

川下りや観光トロッコ列車で知られる景勝地で、愛宕山南麓の山間部を11.5kmに渡り、蛇行して流れる渓谷を言います。1885年から観光目的で始まった「保津川下り」が有名ですが、他にも「トロッコ列車」とも呼ばれる「嵯峨野観光線」が走ります。アールデコ調の5両編成の客車で、木製椅子と裸電球によって、流れる風や音を直接感じることができます。平均時速25kmとゆったりしたスピードで、豊かな景観を楽しむことができるでしょう。